Folding折る

折る

DMX-CS-TDAC01

卓上型耐久試験機
Teardrop Controller

Tension-Free® Folding Clamshell-typeにおいて、サンプルを涙滴「Teardrop」形状に変形させるためのオプション治具を用いた試験です。

  • 無張力

サンプル・治具動作

  • Teardrop Controller

試験治具

  • Teardrop Controller
  • サンプル変形プロセス

    Teardrop Controller

    折り曲げ可能なディスプレイを実際の製品(フォルダブルデバイス)の筐体に格納した時に、ディスプレイは涙滴「Teardrop」形状に変形していることが多くの製品事例で確認されています。
    このオプション治具「Teardrop Controller」により、実際の製品におけるディスプレイに近い状態での試験が可能になります。

    Teardrop形状を制御。

    サンプルのサポーターによりTeardrop形状を制御できます。各サポーターは最終製品の仕様に合わせて4通りの組合せでサンプルを支持します。

    Teardrop Controller

組合完成図

  • Teardrop Controller

ティアドロップ形状を耐久試験機上でも再現することができます。

クラムシェル型屈曲試験機(CSシリーズ)でティアドロップ形状を再現するオプションパーツによって、“U字”でも“V字”でもないエンドデバイスの仕様に合わせた耐久試験を実施することができるようになります。

ティアドロップ(涙滴)形状って何?

ピタッと閉じたフォルダブルスマートフォンの内側で、ディスプレイの変形負荷を抑制させることができます。

ティアドロップ(涙滴)形状って何?

変形した形状が、落下する雫の形状に似ていることから、“ティアドロップ(涙滴)形状”と呼ばれています。

ティアドロップ形状はどうやってできるの?

原則として、ティアドロップ形状は“試験片の張り”つまり、“曲がりたくない”という性質によって形作られます。

ティアドロップ形状はどうやってできるの?

内側に曲がりやすい、外側に曲がりやすい、曲がりにくい・・・
同じ試験方法でも、試験片ごとに異なる形状になります。

ティアドロップ形状を制御するために・・・

ティアドロップ形状は、さまざまな要素が影響して、その形状が決まります。

ティアドロップ形状を決めるための4大要素として、『首幅』、『総弧長』、『涙滴幅』、『涙滴長』が挙げられます。涙滴幅は、一般的なU字屈曲の曲率直径に相当します。変形部が折れ曲がって尖ってしまう場合には、涙滴長を制限(サポート)することで、保護することができます。ただし、ティアドロップ形状を形作る部位はどこにも固定されず、自由に動き、変形することができるため、思い通りに形状を制御することは非常に困難です。

同じ首幅、総弧長でも、サポーターで形状が変わります。

[DMX-CS-TDAC01]
Teardrop Controller

Teardrop Controller