5月24日(火)から26日(木)まで米国サンフランシスコで開催された「SID DISPLAY WEEK 2016」には、今年も多くのお客様にご来場いただきました。お忙しい中のご来場、誠にありがとうございます。
他部署、他企業からのご紹介でご来場いただいたり、よく名前を聞くとおっしゃっていただいたり、弊社の耐久試験システムに対する認知度の高まりを強く感じております。そのため昨年よりもお話の内容がさらに具体的になり、既に耐久試験システムをご活用いただいている企業様からは新たな課題をいただくなど、多くのご期待もいただくことができました。
次世代製品であるフレキシブルディスプレイについては使用環境条件がより厳しくなるため、今回の展示では「環境試験」に対応する新製品「恒温恒湿環境耐久試験システム」(米国仕様)を発表いたしました。事前にプログラムで設定した温度、湿度の変化に連動させて、サンプルの動作、速度等を変化させることができる環境・動作連動型のこれまでにない新しい耐久試験システムです。
また、フレキシブルディスプレイの素材、デバイス、完成品それぞれに最適な耐久試験のラインナップもご紹介いたしました。張力や摩擦の負荷がない曲げ試験、摩擦のみの負荷がかかる曲げ試験、張力と摩擦の両方の負荷がかかる曲げ試験など、かけたい負荷だけを純粋に評価できる耐久試験システムのラインナップです。
一般的な耐久試験においては、予想外の負荷が発生し試験サンプルの破損や試験結果のばらつきなどの問題が起こることをよくお聞きします。これらの耐久試験システムでは張力や摩擦などの負荷を十分に考慮しておりますので、そのような問題も起こりません。
詳細は、カタログ「FLEXIBLE DISPLAY ENDURANCE TESTING SYSTEM」をご覧ください。
展示した耐久試験システムについてのより詳しい情報や、ご不明な点等ございましたらどのようなことでもお問い合わせいただければと思います。