平素より弊社に関しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、弊社が提案をした「フレキシブルプリント配線板の折りたたみ試験方法」(JIS C 5018)がJIS規格として、
令和5年2月20日(号外 第35号)55、56ページに官報掲載されました。
https://kanpou.npb.go.jp/20230220/20230220g00035/20230220g000350055f.html
(下段、官庁報告、制定された日本産業規格の欄にて記載。)
この試験方法は、ハゼ折りという、折り紙のように中央を折り畳んだり、平にのばしたりする動作で、
薄型・狭小化された電子機器内の、FEP(フレキシブルプリント配線板)を評価する方法です。
電子機器内は折り畳まれて使用されることが多く、回路の断線や破損のリスクが高くなり、不具合につながる恐れがありました。
従来では、折り畳んだ状態のFPCを評価する統一された規格がなかったため、メーカー企業が独自で方法を決めて評価試験を実施していました。
今回、標準化されたことで、関係企業間における評価の効率化が図られるとともに、FPC製品の信頼性の向上が期待されます。
弊社も、その一翼を担うことができることを大変嬉しく思います。
規格の中で使用されている「ハゼ折り試験機」はレンタルラボ施設でもご利用可能ですので、
ご興味のあるかたは是非お問合せくださいませ。
また、弊社の社名入りの規格書も発行されております。ご所望の方は、お問い合わせくださいませ。